令和 の JIS A 5308 改正、スラッジ水高度利用 へと生コン業界に 大変革
緊急報告;イオンクロマト管理により安定処理されたスラッジ水を練り混ぜ水として
使用するリサイクル設備を設置した場合 補助金給付 の対象となります
※ 平成最後のJIS改正 ;「リカバー」によって安定処理されたスラッジ水は、 固形分率 3%
未満で練混ぜ水に使用した生コンクリートは、JIS適合品として認定されます
(安定化スラッジ水の使用方法;JIS A 5308 附属書 G 規定)
※ 令和6年のJIS改正 ; 固形分率の上限を3%から6%へ引き上げ、しかも増えた固形分は
容積に計算されるので生コンクリート製造工場には大きなメリットがあります
※ 自社で出るスラッジ水を原材料の練混ぜ水として使用、全量のスラッジ水を再利用する
※ 完全クローズ化が出来るので、産業廃棄物の投棄費用は ほぼゼロ!
※ 産業廃棄物の処分費用が激減し、強度・スランプ・汚水処理・設備管理費用等においても
全てに良い結果が得られるため、トータルとして大幅な利益に結び付けることが出来ます
※ スランプは清水と比較して ほぼ同等
※ 強度が増す
※ 空気量が安定する
※ スランプロスが少なく、清水と ほぼ同等である
※ 生コンクリートに、もったり感が出るためワーカビリティが良くなる
※ ブリージングによる最終仕上げが より以上スムーズになる
※ レイタンスは通常のスラッジ水よりも はるかに少なく、清水と同等なので 出来上がりは
ちり・ほこり が少ない事もあり 非常にキレイに仕上がる
※ 乾燥収縮や凍結融解に対する抵抗性はフレッシュセメントと ほぼ同一である
※ 回収した骨材は 付着物が非常に少なく 工場内をキレイに保つ事や健康管理に大いに役立つ
※ 生コンクリートのスラッジ水に関しても、国の方針では [ 高度技術利用 ] を推奨していて
安定化スラッジ水の再利用による 単位水量・セメント削減 は一定方向を目指しています、
特に 固形分率 6 % を中心に データ採取は現在も関係する業界内外を問わず行っています
(各 生コンクリート工場におかれましては、「スラッジ水の試験練り比較」を参考にして 削減可能 を試算してみてください、「試算表」もお問い合わせ下さい)
※ 通常のスラッジ水管理に比べて 固着をかなり抑制するので 設備管理費用・時間・人件費等
が大幅に節約できる
※ 脱水機の、ろ布交換・電気代・人件費等をゼロにすることが可能
※ 産業廃棄物の山積み・粉塵の飛散等が抑えられるので、周りの住宅や事業所からのクレーム
を少なくすることが出来る
※ 生コンクリート工場として、他の工場よりも キレイで清潔 であることはイメージアップ
にも繋がり、従業員の採用・労働条件等においても優位性を保てる
※ 年末年始・5月の連休・夏季休暇等の長期の休日があっても、「リカバー」の添加量を適正
に添加することにより 土日の連休後も使用可能です(最大4日間の保存可能)
( 重要 ; イオンマトグラフィーなどによるスラッジ安定剤リカバーの管理方法が確立されていれば、
最大で4日間保存は この限りではありません。「JIS A 5308 附属書 G 参照」)
一例の写真;生コンスラッジを再利用する目的でコンパクトに設計された「リカバーシステム」のプラントです
今までの骨材分級機の写真
水和反応でスラッジの付着したトロンメルは、分級機として何の役目も果たさない
リカバーシステムは
[きれいな工場] [環境に良い]
[コストが下がる] [長期の休日があっても問題なく対応できる]
[周辺からのクレームがなくなる] [社員も経営者も将来への期待が
大きく膨らむ] ・・・・・・
システムを採用している工場は、
もっともっと何かを感じています
リカバーシステムで綺麗が長持ち
水中でセメントの水和反応が抑制されるので、通常よりも長時間分級能力を持続する
「試験練り」を行うために攪拌用意し、3日後、メスシリンダーに採取した
リカバー処理のスラッジ水・何もしない未処理のスラッジ水の比較写真
「試験練り」の前に、「未処理のスラッジ水」と
「リカバー処理のスラッジ水」の両方のスラッジ水をメスシリンダーに同量を汲み取って 90~120分間 沈殿させて置くと、「未処理のスラッジ水」は「リカバー処理のスラッジ水」よりも 約4倍に容積が膨張 していることが分かります、
右の写真は、水和反応によってセメントの容積が最大で 約4倍になることを証明する一枚の写真です
(これは、生コンクリート工場から排出される産業廃棄物の容積が膨張して、産廃処分費用が高くなる原因の一つでもあるのです)
(骨材分級機の性能等により、セメントと微砂の混合比率でも変わります)
リカバー処理スラッジ水 未処理スラッジ水
(作成時は同一の濃度だから、固形分は勿論同一のはずだったのに・・・)
付着状況の比較(スラッジ水を作成して3日後の写真)
何もしない未処理のスラッジ水のためバケツのふちにかなりのスラッジが固着している状況
(設備に悪さをする張本人)
スラッジ水に「リカバー」を適量加えて攪拌、
3日後でもバケツのふちには付着はほとんど確認できません(付着物はリカバーの一部成分・微砂が乾燥したものです)
オーテック株式会社
〒921-8065
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FAX;(076)240-8885
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