コールドジョイント・生コン付着防止・美白


コールドジョイント

 打設された生コンクリートの凝結後に、次の生コンクリートを打設したときの打ち継ぎ部分には

 コールドジョイント が発生します! が このような場合の解決・防止策はあります

生コンクリートの朝一番の出荷において、空気量が上昇する(剥離剤かも !!)

 バッチャープラントのミキサー内部やホッパー内部、アジテーター車の内部等に生コンクリートの

 固着防止を目的として使用する油性の剥離剤が原因となり、朝一番の生コンクリート出荷において

 空気量が上昇して規格から外れることが時折発生します ! が 解決・防止策はあります

生コンクリートの骨材の洗い出し

 骨材の洗い出し作業の現場における労働力・長~い待ち時間調整 ! も 解決策はあります

コンクリート表面美白

 生コンクリートの 打ちっ放し仕上げ 、コンクリート二次製品の表面に 色むら が出来る場合の原因

 のほとんどは、骨材が関係するか・フライアッシュ等の未燃部分が関係するか が考えられますが

 コンクリート表面を 美白仕上げ にすることは可能です

 

 

【 対策 及び 解決策 】


コールドジョイント

 当日に生コンクリートを打設し、数時間後 または 明日に生コンクリートを打ち継ぎする場合には 

 まず コールドジョイントが出来ると考えなければなりません

 解決策

 ソフトコート タイプ1~タイプ4 を、外気温と配合を検討して塗布又は散布することにより対応できます

生コンクリートの朝一番において空気量が上昇する

 原因としては、剥離剤の原材料になっている油性分が空気を巻き込んで空気量を上昇させること

 にあり、剥離剤そのものを別のもの(水溶性等)に置き換える必要があります

 解決策

 油性の剥離剤に代わる ソフトコート タイプ2(水溶性)を使用することにより、朝一番の

 生コンクリートの出荷においての空気量は安定し、通常の生コンクリートと同一で 規定から

 外れることは殆んどありません、

 そのほか、油臭い・すべる・早朝出勤で塗る(ソフトコートは前日の洗浄後に散布できます)など

 そのほか、コンクリート二次製品において ボックスカルバート等の外側を 骨材のむき出し 処理と

 して、現場における生コンクリート打設との活着を良くする方法にも使用できます

土間コンクリートの骨材の洗い出し

 土間コンクリートなどを打設した後に、骨材を表面に洗い出したい場合に使用します

 解決策

 ソフトコート タイプ1~タイプ3 を散布して使用します

 ソフトコートの使用により、労働力の軽減や時間短縮はコストダウンにかなり寄与します

生コンクリートの表面美白仕上げ

 打ちっ放しの生コンクリートやコンクリート二次製品の表面は、骨材やフライアッシュの未燃部分

 その他いろいろの要素で 色むら発生しやすくなります

 解決策

 混和剤の VP-5 を添加することにより、コンクリート表面を美白に仕上げることが出来ます

 

 

 

 

⇐ プレーンの生コンクリートで

  製造された側溝

 (フライアッシュの未燃部分が

  黒ずみとして表面に出てくる)

 

 

 

   VP-5を混入して製造された側溝 ⇒

  (黒ずみは表面から消えて白く

   きれいに仕上がる)


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シリカ(火山ガラス微粉末) を混入する事により、「 高耐久・対候性・耐塩害性・耐酸性・耐CO2 」等の非常に優れたコンクリート性能を発揮し  コンクリート寿命を長く保ちます、何よりも素晴らしいのは  打ちっ放しコンクリート  が「白亜の建造物」に変身することです